こんにちは。みなさん。
日本の理系大学では、1年生に必ず「微分積分学」と「線形代数学」をやるそうです。
・・・ところで、「線形代数学」って一体なんでしょう?
さて、問題です(笑)。下から正しいのを選んでください(^ー^)ノ
- 「線形代数学」とは、「線」な「形代数学」のことである。
- 「線形代数学」とは、「線形」な「代数学」のことである。
- 「線形代数学」とは、「線形代」な「数学」のことである。
・・・正解は2ですね。
もう少し詳しく言うと、「線形代数学」とは「線形空間上の代数学」という言い方がふさわしいかもしれません。
(数学に詳しいお方には単なるギャグにしか見えないかもしれませんが、
このことを知らない人って案外多いんですよ...)
線形空間とは、いわゆる「ベクトル空間」のことです。
代数学とは・・・まぁそういう数学の一分野だと思ってください。
(数学は「代数」「解析」「幾何」の3分野に分かれます。
「代数」は方程式、「解析」は関数、「幾何」は図形と考えてください)
ところで、「線形代数学」は、ときどき「形」の代わりに「型」という漢字が使われて、
「線型代数学」と書かれることがあります。