
はい!
上の図で青色に塗られた領域をRとしましょう。
ここで、点A,B,Cの座標をそれぞれ
$\displaystyle{A=(1,1)}$
$\displaystyle{B=(-1/2, 1/2)}$
$\displaystyle{C=(1,-1/2)}$
とします。
さてさて、“領域”と言ったら、「空間の一部分」と考えるのが普通ですが、
少し視点を変えますと
領域というのは実は「無数の点の集まり」なんだよ!とも考えられないでしょうか?
「無数の点が集まって、一つの領域を形成している・・・!」
最初にこの言葉を聞いた時、きっとビックリするのではないでしょうか?
(←そうでもないカナ?)
例えば領域Rを、本当に点の集まりだとしますと、
領域Rの中には点Aは含まれていませんが、点Bと点Cは領域Rの中に含まれています。
こうして、Rとは点を元としてもつ
集合と考えます。
(集合論の一般論は
コチラを参照してください)
そう考えると「領域というのは滅茶苦茶な数の点の集まりなんだな・・・」というのが分かると思います。