以上が、集合論の公理です。
どうですか?見るに堪えないものでしょう(笑)
実際、数学を専門にやっている人でも、
この公理群を見ただけでは何を意味しているのか、さっぱり分かりらないと思います。
だから、
数学者はこんなものを理解できなくちゃだめなんだ…。私は数学は向いてないナ・・・(/_;)
なんて思わなくても、全っっ然☆大丈夫ですよ。
現段階では、この公理の意味を無理やり理解しなくてもいいですよf^^;
ということで、次回からはこれらの公理の解説に参ります。
よろしくお願いします〜☆
ここで、上の公理を見て分かる通り、

みたいな、我々の馴染み深い、集合の記法があまり見られませんね?
集合というのは、いくつかの元たちを、大かっこ→{,}という記号を使って記述するものでした。
しかし、そんな大かっこが、公理の中にはあまり現れていませんね?
実は公理的集合論においては、元と集合をあまり区別しません!!!
集合らしい性質を、公理群が規定しているようなものなんです。
↑という事実は、まだ最初は分からないと思いますので、あまり気にしなくてもいいです。
ちなみに、上の公理群のことを
ZF公理系と呼ばれます。
「ツェルメロ」さんの頭文字“Z”と
「フレンケル」さんの頭文字“F”をとったものですね!